海外で育つ小学1年生の日本語の家庭学習はどうやるの?

6~9歳の日本語

小学1年生というのは、本格的に読み書きを学校で習うようになるのでとっても大切な時期です。海外で育つ子供の場合、家庭で日本語をどう教えるのが良いのでしょうか?それについての記事です。

小学1年生は学びの土台

子供が小学一年生になる頃から、そわそわする親が多いのではと思います。自分もそうでした!というのも、小学一年生というのが、とても大切な時期とわかっているからです。「なにかやらなければいけない!」「どうやればいいんだ!?」と焦燥感がつのります。

学校で小学一年生は読み書きを本格的に学びます。ここでしっかり読み書きの土台を作らないと あとがなかなか続きません。そもそも、あと何年、子供の日本語学習が続くかわからないという不安から、「せめて一年生だけでも!」と思うこともあります。一年生では、平仮名、片仮名に続いて漢字も80字しっかり学びます。これは、自分で読み進め、書き始めるための大切な時期です。ここで習得した内容を元にその後、一気に広大な文字の世界へと羽ばたいていくような印象です。逆に言うと、この基礎を習得できなければ、いつまでたっても羽ばたいていけないのです。

国語の教科書を使おう!

具体的な学習方法としては、教科書の活用が効果的です。日本大使館や領事館で事前に申し込みすれば無料配布(送料別)が利用でき、入手できます。(現地の日本語補習校に通う場合は、学校での手配となります。)国語の教科書は挿絵もきれいで子供の心を掴みます。海外で配布する国語の教科書は一律、光村書籍となっています。そして、2020年版からはQRコードが付いて、動画が見れるページもいくつか出来ました。まだまだ、デジタル活用が少ない印象ですが、なにもないよりずっといいです。

通信講座を利用して効率を上げよう!

実際、教科書を手にしてもどう使えばいいのやら迷うかと思います。自分の昔を思い出そうとしても、はるか昔過ぎて、あまり思い出せませんでした(汗)。そんな時、活躍するのがチャレンジなどの通信講座です。テキストは教科書に合わせて出来ていてるので、教科書を子供と一緒に読んでから、通信講座の問題を子供にとかせることで、その理解具合が掴めます。また通信講座のテキストは毎月届くものなので日本の学校の教科書の進捗度合いも分かります。日本語補習校に通っている場合は、担任の先生が文科省の方針に沿った年間授業計画を立てているので、そのペースに合わせれば良いだけですが、現地の補習校などに通っていても通信講座を受けている子も何人か知っています。

ベネッセのチャレンジ1年生はおすすめ!

我が家では、老舗のベネッセ【進研ゼミ小学講座】のお世話になっています。チャレンジ1年生は子供の興味をひく仕掛けが多く、やる気にさせます。タブレットではなく紙の教材で申し込みした場合、スタートナビという手のひらサイズの端末がついてくるのですが、これが優れものです。書き順や計算や漢字のお勉強が、ゲーム感覚でできます。なかでも子供がはまりまくっているものがあります。それは、スピカという名前のキャラクターで、たまごっちのように成長していきます。学習後、1日1回だけ、スピカが成長するためのスイッチをスタートナビの端末で押せる仕組みになっているので、このスイッチが押したいがために、「べんきょうする! 」と自ら言い出すほどです。

ちなみに、我が家でタブレット教材のチャレンジタッチ選ばなかった理由は、低学年のうちは紙教材に馴染んで欲しかったからです。ただでさえ、日常生活でタブレットに触れる機会が増えているので視力のことも心配でした。

小学1年生の時間を活かそう!

小学生の低学年のうちはまだ習い事の時間も限られているし、親が家庭学習に介入しやすいです。しかし、そんな時間はあっという間に過ぎてしまいます。数年もしないうちにスイミングやサッカーといったスポーツや習字や音楽やダンスといった習い事で毎日の予定が埋まって行くというのは、よくある話で、我が家の子供たちも年を追うごとに忙しくなりました。現地校の宿題にさく時間も、学年が上がるにつれふえていきます。そこに、お友達と遊ぶ時間も確保していくと、日本語の家庭学習に使える時間はどんどん削られていきます。教える側の親の日本語教育へのモチベーションも下がるというか、優先順位が相対的に下方修正されやすくなります。だからこそ、小学一年生という時間は、親子共々、モチベーションの上がっているいい時期と言えます!

まとめ

子供の成長は早いです。そして、すぐに親の言うことを聞かなくなります。つまり、子供に日本語を教える親には年々、ハードルは上がっていくのです。

小学1年生で押さえるべき内容を、その時期にできないと、あとではもっと難しくなります。小学校中学年になる頃には、子供は現地生活で忙しくなり、日本語学習の時間が取りにくくなるだけでなく、子供も口達者に反抗してくるのです!(恐ろしい!)

また、園児の頃は、学習意欲があるんだかないんだか、とにかくムラのあった子でも、教えた内容を吸収し、伸びやすくなるのも小学1年生頃からです。だからこそ、小学1年生の学習内容はできるだけしっかりサポートしてあげるといいですよ。

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