赤ちゃん連れのフライト 気を付けることは何?

一時帰国ハック

赤ちゃん連れの旅行というのは、色々大変です。飛行機での長距離移動の場合の気を付ける点とその準備についてまとめています。おもに海外在住者の一時帰国での長距離フライトについて、書いていますが、日本発着の海外旅行の場合でも基本は同じなので、参考になる部分も多いと思います。ちびっ子連れで乗った飛行機の数は50便以上の3人の子育て経験からの考察です。

赤ちゃんはいつから飛行機に乗れる?

各航空会社が、設定している幼児運賃は生後8日以上、2歳未満というのが主流です。つまり、生後8日以上だったら、乗れるといえば乗れます。ただ、新生児を私は機内で見たことはありません。母親も育児でぼろぼろの頃は、赤ちゃん連れの長距離フライトに挑むのは、よっぽどの事情のある場合のみでしょう。赤ちゃんも生活のリズムが安定してくる3、4か月以上になってから赤ちゃん連れの旅行にでるご家族が多い印象です。

予防接種はどうする?

赤ちゃんの最初の1年といえば、予防接種のスケジュールが目白押しです。旅程を組む時は、定期接種の日程を考慮しましょう。そして、赤ちゃんの状態によっては、予防接種の日程を少しずらすこともあるので、前もってかかりつけの小児科のお医者さんと旅行について相談しておくと安心です。

かかりつけ医には、いつからいつまで不在にするのか伝えます。予防接種の副反応を考慮し、旅行出発の直前の予防接種はやめておきましょう。また、数回接種が必要なものは、1回目と2回目の間隔をどの程度あけないといけないか期間が決まっています。例えば、B型肝炎だと4週間以上、インフルエンザ菌b型(Hib)だと3~8週間です。次に予定している予防接種が旅行中で受けれない場合、どうするのかも相談しておきます。

私は長女が4か月のとき、半年弱、日本に滞在していましが、長女の予防接種は、日本では受けず、一貫して居住国のスペインで受けるようにしました。かかりつけ医に相談したところ、予防接種のスケジュールに遅れがでても、それほど問題ではないとのことでした。国によって、定期接種となる標準タイプのものが、4種混合だったり、5種混合だったり、6種混合だったり違うので、予防接種のプログラムがいったん始まれば、途中で別の国のものには、変えないほうが管理がしやすいと思います。ちなみに、スペインに戻ってから、受けていなかった6か月検診を10か月で受けたので、体重などの数値や成長に関する質問事項が月齢に対応していなくて、ちょっと笑えました。看護師さんが6ヶ月検診に線を引いて10ヶ月と手書き訂正してました。

どんな便を選べばいい?

夜出発の便がある場合は、機内で眠ってもらえるなどのメリットがあります。直行便がない場合、乗り換え時間に余裕のあるフライトを選びます。乗り換え空港がコンパクトで1時間程度で乗り換えできる場合も、小さな赤ちゃんがいると、おむつ交換や授乳であっという間に時間は消えます。飛行機が多少遅れても焦らなくてもよいように気を付けましょう。

座席はどこがいい?

10~11キロ以下で身長が67cm以下程度の赤ちゃんであれば、ベビーベッド(バジネット)を使うことができます。長距離路線でのみですが、各航空会社のサイトで予約の仕方など詳細を確認できます。ベビーベッドは数に限りがあり、設置できる座席が決まっています。エコノミー席だと、最前列です。足元が広い座席なので、人気のある席です。ただ、ルフトハンザのようにエコノミー席の最前列が有料座席となっている場合は、ベビーベッドを予約するには、有料座席を予約しないとできないことになります。これは航空会社によります。

赤ちゃんが生後半年をすぎるころには、ベビーベッドにはおさまらない体格の赤ちゃんもいるでしょう。その場合、後方の座席がお勧めです。なぜかというと、機体にもよりますが、後方にはCA(キャビンアテンダント)が常時控えている場所があり、ミルクや離乳食のためのお湯を頼んだり、ちょっとした水分補給などお願いしやすいからです。また、トイレがあり、便利だというのと、体を動かすのにちょうど良いスペースもあるからです。

ベビーカーはどうする?

ベビーカーはひとつ無料で預け荷物にすることができます。当日、チェックインする時、ベビーカーについて伝えます。すると、便名と目的地の記載された手荷物のタグをベビーカー付けてれます。そしてすぐに預けるのか、搭乗口まで利用するのか、選ぶことができます。そして、乗り換えがある場合、乗り換え空港でベビーカーを一旦ピックアップするかどうかも選べます。

乗り換え時間が短い場合はピックアップはあまり必要ではありません。なぜなら、ベビーカー出てくるのが遅い場合があるからです。乗り換え時間が長い時は、移動や待ち時間にベビーカーに赤ちゃんを寝かせることが出来、他の荷物も引っ掛けられるので便利です。空港によってはベビーカーの貸し出しがあります。

旅行に適した軽量ベビーカーは形が似ている製品も多く、ピックアップの間違いもまれに起こります。自分のだと一目瞭然で分かる目印をつけておきましょう。

着陸や離陸のときはどうする?

離陸や着陸のときは、基本的に赤ちゃんは保護者が抱っこしていなければいけません。赤ちゃん用の小さいベルトがあるので、それを保護者のベルトに通す形で合体させて使います。(ベビーベッドを予約していても離陸や着陸のときには安全を考慮して設置されません。)また、離陸や着陸のときは、気圧の変化があるので、耳への負担があります。赤ちゃんがぐずるようだと、耳の不快感を疑いましょう。何かを口にしているときは、負担の解消がしやすいので、離陸や着陸の少し前から授乳を始めたり、おしゃぶりを渡すとよいでしょう。離陸時と着陸時は、座っていないといけないので、授乳などしながら赤ちゃんがおとなしく眠りに落ちてくれたら楽です。

寝かしつけはどうする?

赤ちゃんが機内で眠っていてくれれば、その間、保護者も体を休めることができるので、フライトが快適になります。赤ちゃんが泣きぐずっていると、周りにも迷惑になるので、一刻も早く落ち着かせようと焦りますよね。授乳で寝落ちしてくれなかった場合は、眠くなるころを見計らってだっこで寝かしつけるしかありません。

一緒に添い寝できないのが辛いところです。機内が混んでいなければ、空席を利用し、数席またがって横になることもできますが、それはとてもラッキーな場合ですよね。飛行機が空いているようであれば、空席の利用をCAに相談してみるのもよいでしょう。

スリングや抱っこひもに入れて、通路や後方のスペースなどを抱っこやおんぶで静かに歩きながらの寝かしつけも効果的です。

ベビーベッドで赤ちゃんが安らかに眠っているという場面は、期待しすぎてはいけません。我が家の長男は敏感だったので、ベビーベッドに下した途端、目をさまし、嫌がりました。次男や長女はもう少し利用できましたが、やっぱり数時間程度で目を覚ましていました。

機内でギャン泣きされたらどうする?

赤ちゃんも慣れない環境で、眠たいのに眠れない、、、そうなると、めちゃくちゃ怒って泣きます。赤ちゃんがうるさいと、まわりの旅客で怒る人も当然でてきます。これは、もうしょうがないです。赤ちゃんに泣かれ、途方にくれ、『誰よりも私が泣きたい!』というそんな親に冷たい視線を投げかけ、嫌味のひとつもいいたくなる人ばかりではありません。

一方で、はげましてくれる人もいます。似たような月齢の孫がいる(いた)年配の女性などは、温かい目で見守ってくれて方もいます。また、同じような思いをした現役子育て世代も男女を問わず、優しいです。気持ちを切り替えて、長いフライトを乗り切りましょう。

着陸時に関しては、気圧の変化による耳の不調で泣いていることがあるので、授乳するか、飲み物を口にいれてあげましょう。

あると便利なものってなに?

赤ちゃん連れのフライトであると便利なものといえば、薄手のショール(スカーフ)は便利です。授乳するときに、さっと羽織ると、目立ちません。また、機内は暑くなったり、肌寒くなったりするので、真夏のフライトでも、薄手の長そでや靴下などあるといざというとき安心です。

おもらしや食べこぼしで赤ちゃんの着替えが多めに必要なのはもちろんですが、自分も汚される可能性があるので、長距離移動を快適にすごすためには、自分の着替えもあると便利です。

おむつは二日分ほど持ち込みの手荷物にしておいた方が安心です。なぜなら、飛行機の遅延などで、急な旅程変更はあり得るからです。目的地までの到着が大幅に遅れる事態になっても、困らない適度のおむつの予備はあっても困りません。(かさばりますが)

また、急な発熱に備えて、体温計や赤ちゃん用に解熱剤もあると安心です。我が家の長男も飛行機の中で突然、発熱したことがあります(38度程度)。その時、解熱剤は持ち合わせていなかったのと、機内にあったのは、赤ちゃん用の解熱剤ではなかったので、乗り換え空港の薬局で買うようにとCAにすすめられました。幸い、着陸後、長男はなぜか食欲を回復し、すぐに熱が下がったので、買わずに済みましたが、焦りました。

使い慣れた哺乳瓶やボトルは必須アイテムです。また、パウチなどに入った飲み物も便利です。離陸と着陸のときの耳の不調対策に準備するのもおすすめです。

あと、普段からお気に入りのぬいぐるみや新しいおもちゃなども赤ちゃんが喜びます。

また、ベビーベッドが手配できなかった場合など、座席と足元の空間を埋めるエアークッションのようなものがあると便利です。赤ちゃんを座席に置いた時に活用できるスペースが増えフラットに近い姿勢で眠ることも可能です。

特に手のかかる月齢ってある?

手のかかる月齢はあると思います。赤ちゃんの性格や成長にもよるのですが、月齢が低い間は、寝ている時間も長いです。長く眠ってもらえるほうが、親としては手がかかりません。また、離乳食が始まると、それだけで持ち物が増えます。狭い機内できれいに食べさせるのも大変です。その点、完全母乳育児の赤ちゃんは離乳食が始まるまでは、楽といえます。次に大変さが増すのは、ハイハイのころです。二足歩行でない間は、床との距離が近いので、衛生上なにかと心配です。それなのに、赤ちゃんは動きたい気持ちのまま、行動するので空港や機内では、ハイハイのための安全な場所を確保しづらい分、手がかかります。だいたい1歳前後のほうが、4か月や半年のころより、同伴していて疲れます。しっかり歩き出したら、ハイハイのころより少し楽になるという印象です。

まとめ

赤ちゃん連れの長距離フライトは疲れます。時差も考慮して、赤ちゃんとの当日の過ごし方をシュミレーションしておくとよいでしょう。当日の赤ちゃんの様子はある意味、予測不可能な部分が多く、予想した通りにはなりませんが、自分自身の心の準備にはなります。そして、当日、ものすごく体力を消耗する事態になることに備えて、前日はゆっくり眠って、出発当日に備えましょう!また、搭乗口では、小さな子供連れは優先的に搭乗できるので、並ばずスムーズに搭乗できます。快適な旅となりますように!

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